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2024.08.02

トピックス

第78回定期演奏会に向けて

第78回定期演奏会に向けて、首席客演奏者の安江佐和子とコンポーザー・イン・レジデンスの権代敦彦にメッセージをいただきました。

8月定期のプログラムは、高校生の頃からその背中を見ていて尊敬する権代敦彦さんの委嘱新作、シューマン作曲のラインという素晴らしい曲目とともにこのヴァイオリン協奏曲をマリンバで弾く、という、ん?え? 一見謎のプログラム?!
ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲をマリンバで初めて演奏したのは高校生の時でした。
ティンパニ奏者であった亡き恩師の思い出と感謝が詰まっている思い出の作品です。
民族色の濃く情熱的で、旋律が織り合うように表現される深さがあります。
楽器が何であるかを忘れてしまうような、原曲を通してこの音楽とマリンバという楽器の魅力がより伝わるように。
「マリンバ協奏曲なんじゃない?」と思って頂ける演奏を目指しています!
山下一史音楽監督とACOの皆さんと共に、このハチャトゥリアンを弾かせて頂けることは大変光栄であり、そして楽しみでなりません!愛知の暑い8月、激アツな演奏をしたいと思います!

 

愛知室内オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスとしての新曲。
第1曲目の「ヴァイオリン協奏曲」に続いて、今回第2曲目は「チェンバロ協奏曲」。
この曲のチェンバロ独奏を託す、マハン・エスファハニとの出会いは5年前。
彼の演奏と人柄に魅せられ、いつの日か・・・!と夢見つづけた、彼のための書下ろし。
この間、じっくりとあたためた「ラクリメ、あるいは5つの涙~チェンバロとオーカストラのための~」が、ようやく、名古屋で世界初演を迎える。
”涙(ラクリメ)”が、この曲のテーマだが、マハンの10本の指先から止め処もなく溢れ出る、音の涙を全身に浴びて、ともに泣いて頂きたい。
その音を奏でるチェンバロは、彼のお気に入りの安達チェンバロ工房製で、これもメイド・イン・ナゴヤだ!

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